Chef In Residence / こいけりか

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¥1,500¥21,000

2019年2月に行われた滞在制作の記録。
シェフとして呼び出された現代美術家がHOUSEHOLDに滞在し、「氷見の日々の営み」を料理した。
記録者こいけりかの写真を中心に、氷見に住まう人々の暮らしと風景、手記、言葉を織り交ぜて読み物にした、氷見を味わう1冊。

カラー:62ページ
サイズ:280×180mm(企画意図に合わせて2部構成となっており、途中で本を持つ向きが変わります。)

定価1500円(+税)
※6冊以上で卸売価格(7割掛け)で販売できます。

著者:こいけりか(Gökotta)

 

 

クリア
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説明

食べることは日々の出来事である。
そしてその食事の向こう側にもたくさんの出来事の積み重ねがあることを知っているだろうか。
たとえば魚。
朝早くから船に乗り、網を引く人々がいる。
それらは漁港に運ばれて、競りにかけられる。
売る人と買う人がいて、運ぶ人がいる。
新鮮なうちに捌いて、味付けをして、お皿に盛り付けて、わたしたちの目の前にあらわれる。
一皿の一品が食卓に並ぶまでには、地層のように多くの時間と人々の繋がりが重ねられているのだ。
そんな話をつい2ヶ月前、初めてHOUSEHOLDを訪れた日に笹倉夫婦と話した。
氷見では生活の中で目の前の食卓の裏側を感じることができる。
小さな対話からこのシェフ・イン・レジデンスは生まれた。
この企画は「日々の営みを可視化する」場所と機会としてのレジデンスを目的としている。
アーティストには1週間HOUSEHOLDに滞在してもらい、現地の人々にふるまうためのレシピを作りあげてもらう。
レシピを練るには食品だけが素材とは限らない。
滞在して見て聞いたものすべて、氷見に根付く歴史や風習、方言、小さな世間話でさえも素材として活かされるのだ。
どんな人々と出会い、物語を知り、アーティストの中でどのように編集してレシピを完成させていくのか。
それらの素材(または調味料)を得るまでには地道なコミュニケーションや信頼が必要となるため、2階ギャラリーはオープンスタジオとして開放し、リサーチの過程を「レシピの種」として見せていく場とする。
そして最終日には「レシピの種」から生まれた料理を実際に作り、氷見の人々に召し上がっていただくことで、彼らはアーティストに話した言葉が形を変えて自分たちの中へと還っていくことを経験することになる。
誰かの存在によって目の前の光景がつくられていくことを、アーティストだけでなく、関わったすべての人と共有する時間をこのレジデンスの成果としていく。

食べることは生きることである。
生きることは自分以外の存在との繋がりを身をもって経験することだとしたら、
ひとりひとりの対話や手仕事、自然の時間軸が積み重なって、今、目の前の食卓が彩られていると気がついたとき、
当たり前の日常がすこし違ってみえるかもしれない。

冨樫達彦 w/Gökotta シェフ イン レジデンス

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シェフ :冨樫達彦(現代美術家)

lavender_opener_chair(ギャラリー)/灯明(食堂)
Website : https://lavenderopenerchair.com/
Instagram : @lavender_opener_chair@tohmei_diner

 

滞在場所:HOUSEHOLD(富山県氷見市)
実施期間:2019年2月11日 − 17日


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著者(企画・写真・文・デザイン・編集):こいけりか(Gökotta (ヨークオッタ)

Gökotta (ヨークオッタ)

記録者。ある土地・コミュニティの中でしか生まれ得ない言葉や物語、光景の採集を行うことで、記憶の循環を多角的なアプローチで解釈していく。

Instagram : @yo_kuotta
Website : https://www.song-123.com/cir-special

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発行:HOUSEHOLD

追加情報

冊数

1冊, 6冊(卸用), 10冊(卸用), 20冊(卸用)