「海辺のビルの小さな蚤の市/今日まで捨てられずにいた幸運な“もの” たちを、誰かの新しい暮らしへ」のご招待

こんにちは、笹倉です。HOUSEHOLDは富山県氷見市の海辺にあるビルの名前です。呉服会社だったビルを、2017年8月から笹倉が受け継ぎました。今後ここは「まちの勝手口」として、まちと料理を楽しむための海辺の小さな宿|キッチン付ホテル/グロッサリー/ブックストアに向け、リノベーション工事をしていきます。11月からの本格的な工事に先立ち、10/9(祝)にお披露目会(イベント)を行うことにしました。海辺にあるビル“HOUSEHOLD” で、期間限定の小さな蚤の市を開催します。

呉服会社だったビルを譲り受けたとき、実は歩けないほどのたくさんのものが部屋を埋め尽くしていました。

呉服屋といえば着物を売るところですが、慶事や弔事に欠かせない贈り物も一緒に取り扱われていたようです。倉庫の中の埃だらけの紙箱には、ずっしりとした重さの食器や、いまや見かけないレトロな柄のお鍋などが入っていました。もちろんこれらの中身を見ずに捨てきってしまう選択肢もありました。ただ、もし自分が箱の中身で、生まれてから長い間ずっと暗い箱の中で過ごし、一度も明るい世界を見ずに一生を終えると考えたら、いたたまれない気分になります。わたしはこんなメンタリティの持ち主なので、知人宅や近所で解体寸前の木造民家を見つけてしまうと声をかけて、木、鉄、陶器のものはひたすら拾ったりしてきてしまいます。そうこうしているうちに半年で数え切れないほどの量、おそらく300点以上が手元に集まってしまいました。

せっかく拾い上げたものたち、今日まで捨てられずにいた幸運な”もの”たちを、里子に出します。誰かのもとで新しい暮らしを迎えてもらえればという少しの祈りをこめて、期間限定の蚤の市(販売会)を開催いたします。どうぞお手にとってごらんくださいませ。

海辺のビルの小さな蚤の市 - Small flea market at seashore building –

海辺にあるビル“HOUSEHOLD” で、期間限定の小さな蚤の市を開催します。古い生活雑貨・食器・本・家具・ジャンク品等が並びます。(富山の古い家で眠っていたものが主です)

(ご案内)
・アイテムは300点以上ありますが、その一部を出品いたします。
・なるべく値札をつけるようにしますが、ついていないものは都度ご相談となります。
・現金のみお取り扱いいたします。
・配送は可能ですが、配送料はご負担ください。またなるべくお持ち帰りにご協力ください。

2017/10/9(Mon) 13:00-16:00 

こちらのコメント欄までご連絡ください
https://www.instagram.com/householdbldg/

<募集中> 古いけど捨てるにはしのびない、ものをお持ちの方へ

「手放したいけど、欲しい人はいるはず」といったものを出品しませんか。

おじいちゃんの家に眠っていた花瓶や食器、今じゃお目にかかれないようなパッケージデザインの雑貨、いい具合に経年変化した木の板や鉄の鍋など。世の中には、生活には正直必要じゃないけど捨てるにはしのびない気分になるようなものに出会うことがあります。

今の社会は、新しく・改良された商品が次々に出てきます。今わたしたち拾い上げたものは元呉服屋であるここや解体に居合わせた民家の中にありました。おそらく戦後の経済成長の中でたくさん生み出されてきたもののほんの一人握りです。なんでこんなにものがあふれているんだろうと、次々と見るも無残に捨てられていく解体現場の中で強い疑問に駆られたことがあります。たどり着いた仮説は”所有”が豊かさの象徴としてその時代の人々の中にあったこと。新聞やテレビという限られた情報の中で、ものが少ない時代を生きてきた人たちの中で、きっとよりよいものをもつこと・たくさんもつことがひとつ安心、心のよりどころとして働いていたのかなと思います。さて、現代はものをもつこと自体が重要でない時代になってきました。ものだけでなく情報があふれる今の社会は、簡単に手に入るからこそ、むしろ自分の暮らしに必要なものが何なのか、個人が眼識を持たねばならない時代になったと思います。

あ、話脱線しました。ものに備わる機能だけを求めれば、蚤の市にある古いものはほとんど価値のないものです。ただ、これだけたくさんものが作られ、捨てられる時代に、先述のようなものに出会ってしまうと別の意味を持たせようと思ってしまうのです。自分には必要ないけれど、もしかして違う人にとってはものすごい価値を感じるものかもしれません。なんかそんな奇跡の現場にひっそり静かに地球の片隅で遭ってしまったというような。そういったものを集めた蚤の市にしたいと思っています。

申込方法|10/1(日)〆切

お名前・メールアドレス・出品するもの・点数・品物の写真・当日の参加可否を添えて下記までご連絡ください。(業者の方やハンドメイド品のご出品はご遠慮ください)出品に関して詳細はこちらをご確認ください。基本的に出品料はいただきません(当日ご不在の場合は手数料のご相談させていただきます)。お互い気持ちよくOKできる条件であればご出品いただけます。

householdbldg[at]gmail.com

Infomation

HOUSEHOLDへ来てくださる方は、下記InstagramアカウントのDM、もしくはメールにてお問い合わせください。住所や駐車場のURLをお送りいたします。近隣の方へ配慮してこのようなご案内とさせていただいております。お手数をおかけして申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
Instagram :https://www.instagram.com/householdbldg
Mail :householdbldg[at]gmail.com

おむすびバー/ワークショップのご招待

こんにちは、笹倉です。HOUSEHOLDは富山県氷見市の海辺にあるビルの名前です。呉服会社だったビルを、2017年8月から笹倉が受け継ぎました。今後ここは「まちの勝手口」として、まちと料理を楽しむための海辺の小さな宿|キッチン付ホテル/グロッサリー/ブックストアに向け、リノベーション工事をしていきます。11月からの本格的な工事に先立ち、10/9(祝)にお披露目会(イベント)を行うことにしました。今回は「おむすび」をテーマに、昼(14:40~)はワークショップ、夜(18:00~)はバー営業をいたします。お忙しいとは思いますが、どうぞお越しくださいませ。

BAR TATEYAMA

一夜限りの“おむすび” バーを開店します。バーのマスターは2名。食べることを通して、人と人、地域、食材をむすぶ『山角や』の水口拓也さんをお迎えします。もうひとりは氷見に移住して2年、ほぼ毎日魚屋で魚をチェックし、すっかり魚料理のとりこになってしまったHOUSEHOLDビルのオーナー笹倉慎也です。

氷見はもちろん富山や能登地域の食材を、炊きたてごはんで水口さんがむすぶおむすびと一緒にほおばってください。また笹倉はビルの目の前に広がる、富山湾の新鮮なお魚から丁寧に出汁をとった味噌汁を提供します。他日本酒・ノンアルコールドリンクも。バーは4Fの海をのぞむテラスつきの空間に出現します※。氷見のおいしい話などをまじえながら楽しい夜にお付き合いくださいませ。

2017/10/9(Mon) 18:00-21:00
おむすび数種・お味噌付セット1000円(ドリンクはキャッシュオン)
※工事の進行状況によりやむ得ず3Fスタジオにかわる可能性があります

「山角や」さんについて

おむすびデザイン「山角や」
食べることを通して、人と人、地域、食材をむすびます。
http://sankakuomusubi.jp

<受付終了> おむすびワークショップ 氷見篇

ワークショップイベントは定員に達しましたので受付を終了しました

 

参考写真

バーの開店前に、水口さんによるおむすびワークショップを開催します。おいしいお米の炊き方から具選びを楽しみます。この地域ならではの食材と参加者同士で持ち寄った具をシェアして、おいしいおむすびを結びましょう。

2017/10/9(Mon) 14:30-17:00 ※開場14:00

要予約(定員10名→15名※増員しました、定員次第〆切 定員に達しましたので受付を終了しました、ありがとうございます
参加費:2000円
持ち物:エプロン、手ぬぐい
持ち物(任意):おむすびにしたい具(ご家庭でつくられているものだとうれしいです)

Infomation

HOUSEHOLDへ来てくださる方は、下記InstagramアカウントのDM、もしくはメールにてお問い合わせください。住所や駐車場のURLをお送りいたします。近隣の方へ配慮してこのようなご案内とさせていただいております。お手数をおかけして申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
Instagram :https://www.instagram.com/householdbldg
Mail :householdbldg[at]gmail.com

>